認知症リスクを減らすには、LDLを低く抑えることが極めて重要
Lower LDL of ‘Critical Importance’ in Reducing Dementia Risk
Jeff Craven / Medscape 2025/4/2
低比重リポ蛋白コレステロール(LDL-C)を70mg/dL以下にすれば、すべての認知症リスクを26%低下させ、アルツハイマー病関連認知症(ADRD)リスクでは28%低下させることにつながり、またこのリスクはスタチンを使用することでさらに低下したことが、新たな試験で示唆されているという報告です。
認知症予防方法はいくつかありますが、適正なLDL-Cにも動脈硬化だけでなく、認知症リスクも減少するのは、興味深いですね。これからは、健診でLDL-C値も見ておいた方がいいですね。