疲れやすい・だるさが抜けない…体からのサインに気づいていますか?
「最近、疲れやすくなった」「十分に寝たつもりなのに、朝から体がだるい」。このような経験はありませんか? 多くの人が経験しておられると思います。
年齢を重ねると、疲れを感じる機会が増えることがあります。しかし、すべてを「年齢のせい」と考えてしまうのは適切ではありません。
疲れやだるさは、生活習慣を見直すきっかけになる大切な体のサインです。
■ 疲れやだるさの原因はさまざま
疲労の原因には、睡眠不足、運動不足、栄養の偏り、精神的ストレスなどがあります。
一方、貧血、甲状腺の病気、糖尿病、心臓の病気などが関係している場合もあります。
大切なのは、単に疲れの強さを見るだけでなく、「いつから」「どのようなときに」「どのくらい続いているか」を把握しながら観察することです。出来れば記録しておいて下さい。
■ 今日からできる3つのセルフケア
① 毎朝、自分の体調を確認する
起床時に、疲れが残っていないか、いつもと違うだるさがないかを確認しましょう。
② 生活習慣を見直す
規則正しい睡眠、栄養バランスのよい食事、無理のない散歩や体操などを心がけましょう。疲労が強いときは休息を優先してください。
③ 疲れの変化を記録する
疲れを感じる時間帯、睡眠時間、食事、活動内容などを簡単に記録すると、体調の変化に気づきやすくなります。
■ 受診を考えてください
十分な休息を取っても疲れが改善しない場合、だるさが長く続く場合、また、発熱や体重減少などを伴う場合は、医療機関に相談しましょう。
突然の強いだるさに、胸の痛み、強い息苦しさ、意識の異常などを伴う場合は、緊急性の高い病気が隠れている可能性があります。ためらわず119番で救急車を要請してください。突然の強いだるさに胸の痛み、強い息切れ、意識の異常などを伴う場合は、緊急の対応が必要です。
■ 健康生活は「気づくこと」から始まります
健康管理で大切なのは、血圧や体温などの数値だけでなく、普段の自分の体調を知り、小さな変化に気づくことです。その時は、様子見か放置ではなく、習慣化されることを強くお勧めします。
「いつもより疲れやすい」「朝から体がだるい」といった変化も、体からの大切なサインかもしれません。
まずは、毎日3分、自分の体を観察する習慣を始めてみませんか。
ただし、気になる症状が続く場合や、いつもと明らかに違う症状が現れた場合は、自己判断で放置せず、医療機関に相談することも大切です。
なお、著書『令和時代の健康大全』では、疲れやだるさをはじめとする25の体のサインと、その対処法やセルフケアをわかりやすく紹介しています。
